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2018年結びの月を迎えて

Category高橋幸江からのお知らせ
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 師走、一年の結びの月となり、皆様には実り多き日々をお過ごしのこととお慶びを申し上げます。
そして、いつも私の芸術活動をご支援下さる皆様、心から感謝申し上げます。

 さて、今日は12月22日、私は私の芸術活動に興味をお持ち下さる皆様にお知らせがありブログを更新しました。

 まずここに書きたいことは、私は現在まで、ヴァイオリニストとして、クラシック音楽作品を主な内容としたコンサートを行ってまいりました。2015年12月に出発した、私の生まれた地栃木県でのコンサートは、西方音楽館木洩れ陽ホール(栃木市)を中心に、今日まで継続してまいりました。
 私はこれまで、クラシック音楽の作品を主なレパートリーとしてきました。そして、100年、200年、300年前の時代、ヨーロッパで生きた有名な作曲家の作品を借り、自身の代弁を求めて弾きこんできました。魂からの深い恋愛をしたブラームス、心の内に黒く熾烈な感情を抱え込んだベートーヴェン、神の世界に救いを求めた、人間の世界の絶望の深い闇を知るバッハ・・・私は人生の旅の途上で、偶然というより必然的に出会い心重なり強く演奏したいと惹かれた、様々な音楽作品、彼らの人生の体験の中から生まれた音楽作品を、彼らに重なり一体となって演奏してきました。
 そんな私に、新しい航路が開けたのは2017年の秋のことでした。それは北海道の広大な勇壮な山々を越え、すでにシベリアへ続く北方の大地を思わせる広大な白樺林の中で、シマフクロウとトラツグミの声だけを凛と澄み渡った夜気の中で聴きながら、ぼろぼろと落ちてきそうな息のとまる星空をただ望んで、明けた朝に、起こりました。私は北海道の先住民族アイヌの聖地のそばで、生まれて初めてその場の精気を感じて曲が自然と生まれるという体験をしました。

 今日は2018年もいま結ぼうとしている夜です。私のこれまでの旅の記録を、写真でも少しこちらに残そうと思います。

十勝三俣朝の演奏4

 私の音楽作品、「オーパス(op.)1」になったこの曲の題は、「北のカムイの世界を乞う歌」という作品です。

 その後、24時間の内に地上の神界から地上の地獄界へ―私には、北海道の中心、まばゆいばかりの太陽が差しおりる、山々そして湖、アイヌの聖地そして地球の聖地が神界ならば、成田空港は地獄界に感じました―戻ってきて、躍動する風、精霊たち、何もいない・・・静かな恐ろしく静かな大都会を次第に電車は離れて、私が今生生まれた地、栃木県に帰ってきたのでした。

 それから私には、何かが外れたように、曲が生まれ始めました。ピアノ曲、歌曲、ヴァイオリン曲、最も多いのがピアノ曲で、特に冬の寒さで外に出られない日、会いたい愛おしい相手と自由に言葉を交わせない深くさびしい一人の日にはピアノに向かい、また私は昨年の終わりに自分にとっては少し大きな病気をしました。病気の深い悲しみと切なさから、回復に至るまでのこんこんとした養生の日々を、私は歌とピアノと共に過ごしました。そうして私は歩んできたのでした。
 私の音楽作品群には名前が見つかりました。「私の心の写真」です。心は形ないもの、だから写真には撮って残せないけれど、音楽に焼き付ければ何度も甦らせ残すことができる。だからそのような名前にしました。そして写真は日々溜まり続けて、そして1年間かけてop.2ができました。その他にも小曲また中規模な曲はできてきていますが、初めての大曲、40分を超えるソナタができこれが私の事実上の2作目になりました。

 題を、「寿き旅~私のある守護霊のカムイに捧げる~」といいます。

201807kinkyou.jpg
 身体はまた不十分ですが、すっかり心は元気になってきて、曲がまとまってきて笑顔の私です。

 そしてオフィシャルでは、10月に、私は定期的に行ってきた西方音楽館木洩れ陽ホールでのクラシック音楽作品を取り上げた自主コンサートを行いました。また一歩未来に歩いたコンサートでした。

 高橋幸江ヴァイオリンリサイタル「希望」

 朝5時に起き朝食、6時から8時まで基礎練習をし、8時半から13時まで外へ働きに出て(私は事情あって現在兼業をしています)その後昼食を取り、少し昼寝をしなければとても1ミリで音程が変わる楽器に集中するのは困難でした。15時体調が整い曲の本練習に入ります。16時半、生徒さんが来はじめ、レッスン、練習、レッスン・・・夕食を取り風呂に入って、また私は必ず1日に1時間大股で早く歩くウォーキングをして体調を良くすることに努めてきました。とてもしんどかった・・・
 練習時間1日3時間が限界でした。多く取れて4時間。疲労に精神力で挑み3曲の大きなヴァイオリンソナタと、さらに1曲大切なバッハの曲を演奏しなければ、私が今回表現したい内容をお客様の皆様に伝えることはできませんでした。

20181013.jpg

 バッハのソナタ1016に心重なり、表現して皆様に発信したかったのは、絶望の闇の底で初めて目の当たりにした本当の愛の光そして、毎日やってくるすみれのように小さな生き生きとした朝の喜びです。
 モーツァルトのソナタ379に心重なり、表現して伝えたかったのは、創造の自由への希望です。
 フランクのソナタに心重なり、表現して伝えたかったのは、困難な人生過酷な人生、世界を生きる、その力となるもの、希望、愛です。そして絆です。
 フランクは重かったです・・・技術の練習は行き届かないところがありましたが・・・現在の生活の中では最善と尽くした私でした。技術ではないものを伝えようと心に決め決行しました。

 そして、一方でプライベートでは、私の「心の写真」の中から、「寿き旅」という題のひとまとまりの音楽作品が広がってきました。まぎれもない、私の魂の旅の上での様々な体験と感情を焼き付けた曲で、寿き魂の旅を行きたい(生きたい)という私の希望と祈りと感動とを焼き残しました。これはピアノ曲で、そしていよいよ私は困りました。
 私にはピアノの腕がありません。音を外すし、とても人に聞かせられる完成度まで高める時間がありません。ヴァイオリンの技術をとどめまたさらに磨く・・・そして仕事と生活と、もうそれで精一杯です。24時間は・・・でも、私はいま初めて、真に自分の心の魂の世界を表に現し芸術として表現できる岐路にあるのだと分かるのです。代弁者であった楽曲たちを必要とせず、私はまぎれもない自分の言葉でありのままの心の世界を人に伝えられる岐路にあるのだと、今感じています。

 そして、私はいま航路を決めました。来年の春までの航路です。4月28日に予定している西方音楽館でのコンサートでは、予定していた「寿き旅」を保留とさせていただき、別の内容を行いたいと思います。

 私の1作目、「北のカムイの世界を乞う歌」を冒頭に置き、
 「風と火といのち」
 という題で、自作音楽作品を皆様に公開する出発の会とさせていただきたいと思います。

 このことを、今日2018年の内に、私の芸術活動に興味をお持ち下さり、応援して下さっている方々にお伝えしたかったのでした。
 高橋幸江ヴァイオリンコンサート2019「風と火といのち」につきましては、後日詳細を公開させていただきますので、楽しみにお待ちいただければと思います。とても純粋で、貴いものを、また根源的なものを、音楽を通して皆様に発信できるのではないかと思っています。
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